をんな


30代始めの頃、時間潰しに描いていたもの。
当時はまだ文房具屋で売っている【普通のケント紙】を使っていた。

当時は2年近く【直線】を封印し、点描ばかりしていた。
10代の頃から「綺麗な線を引く」といわれるのが逆に鬱陶しく、
謎のコンプレックスになっていたからだ。

高校卒業してから10何年は本格的に筆を持っていなかったので、
これを描いていたのは【仕切りなおしの時代】でもあった。

今見ると随分酷いデッサンだけど、これでも当時はこの程度の絵を全力を出して描いていた。
ってか、今でも描く時は全力で、
そうしないと絵が絵として成立しないからである。

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