エンブレム


今ではなんでもないテクニックも、Adobe製品が高価な時代には作品として通用したんだよな。
90年代末、AppleとAdobeが同時に高級マシンだったPower Macとその関連ソフトを安価にし、
「プロ的デザインをプロから庶民に開放した功績」は幾つもの言葉を費やしても足りない。

しかしこういうものが「ちょっとした小細工」で制作できると世間にばれちゃうと、
なんちゃってアーチストも同時に量産する訳で、
2010年代末において、どんなに手の込んだデジタル作業も、
「なんだ、デジタルか…」の一言ですまされちゃう時代になった。

増駄堂は1990年代の半ば時点で、手描きの作品とデジタルでのお絵描きは【別物】と考えることにした。

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