アルシュ(極細目)はがきサイズ
丸ペン、スプーンペン、証券用インク、ホルベイン水彩


同じような作品を何枚も何枚も描いては、少しづつ頭の中に【薄ぼんやり存在】している何かを吐き出している。
自分が見て「綺麗」と思うように、線や色を工夫する。

僕は基本的に絵を描くのは好きではない。
楽しい場合も確かにあるが、そのほとんどは苦痛ばかりである。
 
じゃあなんで五十路を越えてまでも講釈を垂れ垂れ絵を描き続けているかというと、
描く事そのものが自分にとっての存在証明、というか、
空気を吸って吐くみたいな、
喉が渇けば水を飲むような、
腹が減れば飯を食うような、
朝目覚めたらウンコをするような、
好きとか、嫌いということではなく、
僕にとっては「絵を描くことが必然」なのである。

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