ご自慢


アルシュ水彩紙(細目300g)21.3×34.4cm
丸ペン、証券用インク、ホルベイン水彩



後で気がついたけど、全身をキチンと描けば良かった。
良かったんだけど、どうしてもこのサイズでキャラを描きたかったのでこうなった。
ここ最近気になっていたのだが、どうもA4B4サイズの紙では僕の描きたいものが巧く【収まらない】らしい。

だったら紙のサイズを「大きくすればいい」となるが、
しかし現実はそう単純な話でもなく、
まずは紙単価から考えても大きいサイズのものは値がはる。
行動範囲内ではまともな画材屋はなく、どうしても高級紙はネットで購入するしかなくなる。
アルシュという紙はセット売りになってしまうので10枚20枚という単位でしか買えない。

それに水張りをする板の問題もあり、大きいサイズの水張りに【耐えられ】るコンパネは厚みが増す。重くなる。

保存するさいもB4以上の紙はなかなか収納に苦労する。
A2以上になると日本特有の湿気で紙が歪む。水張りをしたまま保存すると場所をとって仕方ない。

それにデータ保存をするにも家庭用のスキャナーは基本的にA4対応なので、大きな作品は手軽にスキャンできない。
スキャンするのに作品を持ち運ぶのも、これはこれでかなり危険な行為である。

額に入れる時も、量販タイプはB4止まりなので、殆どは特注の額を作るしかなくなる。


絵は描くだけ済むものではなく【その後の処理】がとても大事になる。
絵を描くとはなかなか大きな問題を抱えることになる。

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